【報告】勉強会「石木ダムから見た土地収用法」

2018年3月1日［木］ 東京都

勉強会「石木ダムから見た土地収用法」の報告

3月1日15時から衆議院第2議員会館多目的会議室にて、公共事業改革市民会議主催（以下、市民会議と記す）、公共事業チェック議員の会（以下、議員の会と記す）後援で、勉強会「石木ダムから見た土地収用法」を75名の参加で開催しました。

この勉強会では、

1. 当該住民が必要としている公共事業ならばまだしも、全く必要としない事業が異論を無視して強行されている。
2. 事業立地地域の貴重な自然だけでなく、地域社会が破壊され、そこで生活している住民の生活基盤が侵害されている。
3. 石木ダムでは、土地収用法を適用した長崎県が断念しない限り、13世帯の全住居が取り壊されてしまう事態にまで至っている。
4. 首都圏の道路事業でも沿線住民の諸権利を侵害した工事が進んでいる。

このようなあまりにも不当な現実を国会議員の皆さんと共有を図るとともに、それを許している国のシステムの問題点、とりわけ土地収用法の問題を取り上げました。

国会開催中で多くの委員会等が開催されていたことから、参加された国会議員は5名、秘書代理参加は8名でしたが、75名に及んだ勉強会参加者皆さん共々、問題の深刻さと緊急性が共有されたものと思われます。

私たちは、公共事業問題について、私たち市民・国会議員・有識者が情報・意見を交換する場としての「公共事業改革調査会」（仮称）発足に向けての準備を重ねますので、よろしくお願いいたします。

＊詳しくは下記をご覧ください。各ページからPDFのダウンロードも可能です。

＊また、当日の状況を収めたビデオを、YOUTUBEにアップしましたので、ご覧ください。